インプラントとは

インプラントとは

インプラントとは、虫歯や歯周病、事故など、何らかの理由で失ってしまった自分の歯の代わりに、人工の歯根と人工歯を用いて噛み合わせを回復させる治療法です。機能性、審美性、安定性に優れていて、固い物でも自分の歯と変わりなく食べることが可能です。

従来、入れ歯では食べづらかったおせんべいなども、バリバリと食べることができます。カケラを詰まらせる心配もないので、嫌な痛みもありません。また、部分入れ歯やブリッジのように、周囲の健康な歯を削る必要がないのも大きなメリットでしょう。

インプラントは、普段と同じように歯を磨いておけば口臭に悩まされることもありません。見た目も天然の歯とそん色がないため、大きな口をあけて大声で笑うこともできます。また、安全性や耐久性にも優れている上に、歯の欠損によってあごの骨量が減少していくことも防ぎ、いつまでも若々しい顔立ちを維持することができます。

<メリット>
・何でもよく噛める
・入れ歯のような不快感がない
・ブリッジのように他の歯を削る必要がない
・他の残っている歯を守ることができる
・あごの骨量の減少を防ぐ
・見た目も美しい

<デメリット>
・保険が適用されない
・手術を伴う
・治療期間が長い

インプラントの構造

インプラントは、「あごの骨に埋入して歯根の代わりとするインプラト体」、「インプラント体に結合されて歯の土台となるアバットメント」、そして、いわゆる歯の部分になる「上部構造」の3つの要素からできていて、それぞれにさまざまなタイプのものがあります。

インプラント体(フィクスチャー)インプラントの構造
歯根に相当するもので、骨と結合し歯を支える部分です。歯槽骨の中に直接埋められる部分で、太さは約4mm程度、長さは約1cm程度のものが中心ですが、症例や骨のサイズ、量、形態に合わせてさまざまな形状のものを使い分けます。

土台(アバットメント)
アバットメントとは、インプラント体に装着して上部構造を支える部分で、設計によってさまざまな種類があります。

上部構造(被せ物)
これがいわゆる「歯」として見える部分です。天然歯と同じく、歯根部と歯冠部が存在する治療法のため、しっかり噛める美しい歯を再現することができます。

CTを使った綿密な診査診断で、安全かつ正確な治療を行います

CTCTが導入される以前のインプラント治療は、一般的に経験と勘が頼りであり、経験豊富な医師と、そうでない医師との技術差が大きかったと思われます。事実、かつてはインプラントを移植する深さを誤り、大きな事故に繋がった事例があったと聞いています。

こうした事態を避けるために、当院のインプラント治療は、治療前にCTスキャンで確認してから手術に臨みます。事前にCT撮影を行うことで、より精度の高いインプラント治療が可能になりました。

CTの優れている点は、コンピュータ上で骨の状態が3次元で再現できるところにあります。これにより、レントゲンでは分からなかった骨の奥行きや骨の幅、厚みが正確に診断できるようになりました。今では、インプラント治療で欠かすことのできない重要な検査の1つです。

また、CTを導入していない医院では、大学病院や提携クリニックに出向いてCT撮影をしなければなりません。撮影までの期間が長くなる上、日程調整も必要でした。当院はCTを完備していますので、治療をスムーズに進めることができます。

<歯科用CTの導入メリット>
・インプラントを入れる位置、方向のシミュレーションが可能
・難易度の高い場合でも手術できる
・事前の確認が可能なため、メスで開くことが少ない⇒患者さんの負担軽減
・治療時間の大幅な短縮

インフォメーション

06-6841-8217 〒561-0881 大阪府豊中市中桜塚4-7-4 当院までのアクセスはこちら 診療時間 ○平日は午前9:00~13:00 / 15:00~19:00 となります。
◎土曜日は午前9:00~12:00 / 13:00~17:00 となります。
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